「外来環」の意味と重要性について
皆様こんにちは。
ひうら歯科クリニックです。
歯科医院では、日常では耳にすることがない専門用語がよく飛び交いますよね。
治療に関することであれば、ある程度ご存知の方も多いかと思いますが、「外来環」のような医療体制に関する用語となると、さっぱりわからないという方がほとんどです。
そこで今回は、「当院でも認定を受けている外来環」についてわかりやすく解説します。
外来環とは、「歯科外来診療環境体制加算」の略称です。正式名称を示されても、正直なんのことだかよくわかりませんよね。
けれどもこれは、「安全性の高い歯科治療」を受ける上で、とても重要なものなので、できればその内容を大まかに知っておいてください。
外来環は、かんたんにいうと安心して歯科医療が受けられる環境を指します。
外来環として認められていれば、その歯科医院にはきちんとした歯科医師が勤務しており、「医療事故を未然に防ぐ」ような体制が整っていることが保証されます。
外来環として認められるには、「厚生労働省が定めた基準」を満たさなければなりません。
たとえば、歯科医師が安全に関する研修を修了していたり、「AEDやパルスオキシメーター」など、救命救急用の器具がそろっていたりするなど、その内容は多岐にわたります。
ですから、外来環として認められている時点で、その歯科医院の「信頼性は極めて高い」といえるのです。
歯科治療も医療の一環ですので、可能な限り安全が保障された環境で受けたいものですよね。
ちなみに当院は、外来環として厚生労働省の基準を満たした歯科医院ですので、安心して歯科治療に専念できますよ。
このように、外来環は治療を安全に受ける上で非常に重要なものとなっています。
歯医者さんを選ぶ際には、ひとつの基準とするのも良いでしょう。
外来環を届け出ている歯科医院は、全国でも一部に限られますので、良い歯医者さんを選ぶ上ではわかりやすい目安となるかと思います。